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6.治療
現在効果的な抗HIV薬(詳細は抗ウイルス薬を参照)が開発され、多剤併用療法(HAART療法)により、血中のウイルスを測定感度以下にまで抑える事が出来る様になった。それに伴い、エイズの発症進行を大幅に抑える事に成功した。しかしながら、ウイルスの撲滅までには至っていない為、完治はしないが、抗HIV薬の開発改良は目覚しく、一日一回から二回だけの服薬で可能なほど進化している。その為、人によっては糖尿病と同じ一般的な慢性疾患として捉えられ、発症を遅らせる治療により、病気とうまく付き合いながら長期生存が可能になりつつある。免疫機能障害として、身体障害者手帳の交付対象となったこともあり、金銭的にも負担が少なくてすむようになった。
日本以外のアジアやアフリカで薬剤が手に入り難い背景には、薬剤の開発及び使用に対する特許の使用料問題などの単純な経済的問題だけではなく、性がタブー視されている宗教的問題(イスラム圏など)、主権が国民に無く言論や行動に自由が認められていない政治的問題等の複雑な要因がある。
2007年7月17日にタカラバイオ社は、RNA分解酵素を含有するレトロウイルスベクターを使ったエイズ遺伝子治療法において、細胞レベルでの検査で有効性が認められた事からサルの評価試験段階に移行を開始した事を発表した。 実験内容としてSHIV(サルのエイズウイルス)にMazFが導入されたT細胞ではSHIVは全く増えなかった。これまでの研究によりエイズ複製が抑制されエイズウイルス産生細胞は減少していく事を確認したと同社は発表した。
今後は、サルへの評価実施試験で評価され、人への臨床試験へと段階的に移行していくものと思われる。
(出典:Wikipedia)