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HIVに感染して1~2週間程度で、全身倦怠、発熱など軽い風邪に近い症状に加え、突然の全身性の斑状丘疹状の発疹(maculopapular rash)や複数の部位のリンパ節腫脹が見られる。また発疹や口腔カンジダを生ずる場合も多い。しかし、こういった症状に気付いても単なる風邪や蕁麻疹、口内炎として見過ごす事も多く、また症状が出ず気づかない人もいる。これの症状は感染者全員に見られるものではないため()、感染機会があった直後にこれらの症状があったからといって感染したと判断するのは早計であり、単なる風邪である場合もあるため注意をしなければならない。多くの場合、2-4週間に急性の症状を示すことが多いが、ごく稀だが10か月後に示すことも報告されている<ref>Simultaneous Transmission of Human Immunodeficiency Virus and Hepatitis C Virus from a Needle-Stick Injury</ref>。 そのため、感染の有無は、血液検査をしない限り判断することはできない。その一方でウイルス量が急激に増加し重症化する例も確認されており、多発性神経炎、無菌性髄膜炎、脳炎症状などの急性症状を示す場合もある。しかしながら、これらの症状はHIV感染症特有のものではなく、他の感染症や疾病においても起こり得る症状である事から、症状だけで判断することは困難である。重症例を除き、これらの症状は1週間から長くても2~3ヶ月程度で収まっていく。
感染後、数週間から1か月程度で抗体が産生され、ウイルス濃度は激減する。一般のHIV感染検査はこの産生される抗体の有無を検査する為、感染後数週間、人によっては1ヶ月程度経過してからでないと十分な抗体が測定されない為、検査結果が陰性となる場合がある(ウィンドウ期間 ※詳しくは下記項目:検査を参照)。