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7.習性
7.2.食性
植物の葉や種子果実などの植物食、昆虫食、大型動物から魚介類までの肉食と非常に幅広い食性を有する雑食性である。多くのサル類に見られるような昆虫などの小動物の捕獲のみならず、それに加えてより大型の哺乳類を集団で狩りをすることによって捕獲する狩猟及び魚介類を利用すること漁など動物性の食料の利用はサル類の中では抜きん出ている。これは、高い知能や文化的な情報の蓄積によるところが大きい。
一般的傾向として、脂肪とタンパク質の豊富な肉、糖質を多く含んだ甘いものを好む<ref>「ヒューマン・ユニバーサルズ」、ドナルド・ブラウン、2002、p247</ref>。肉への嗜好に対しては、これが大脳の発達を促したという説もある。また糖分を多く含んだ甘いものへの嗜好は、ホモ・サピエンスの祖先が果実食を多く行っていた事の継承とする説もある。しかし同時に、肉を食べず、植物性の食品のみを好む個体も、一定程度存在している。
正確な年代は諸説あるが、氷河期の終わりの最終氷期ごろから、野生のものを採るのではなく、食料を自ら育てること、つまり農耕や牧畜が多くの地域で行われるようになり、各地で地域に合ったさまざまな形の農業が発達した。現在では、食料は大部分がこれで賄われている。
また、調理の技術は当初においては摂食可能な対象の範囲を大きく広げた。例えばヒトは結晶状態のデンプンを消化できないが、加熱調理によって結晶を破壊し、米などの自然状態では摂取不可能なものも摂取可能にした。後には単なる食料ではなく料理という形式を産んだ。料理においては一部を除いて食物に塩味の付加が行われるが、これはヒトの発汗機能が他の動物に比べて非常によく発達しているため、大量の塩分の摂取を必要としているからである。
(出典:Wikipedia)